スウェーデンへ家族で移住し、現地のプレスクールで保育士として働くアラフォーママです。
先日、下記のツイートをしました。
スウェーデンの保育士資格の勉強は
基礎編と応用編とに分かれてます。8月から応用編始まったのですが、
やっと楽しくなってきた。
理由は基礎が理論ばっかりで、
応用になって実践を想定した内容が増えてきたから。理論はもちろん大事だけど、
日本で散々やってたんで
けっこうお腹いっぱいでした— よしざわたかこ/ スウェーデン保育士 (@OKU11684201) September 16, 2019
今回はスウェーデンの保育士養成コースでどんなことを学ぶのかを書いていきます。
その前に、スウェーデンのプレスクールにおける「保育士」とは、どういう資格でどういう役割があるかは、こちらの記事をどうぞ。

基礎コース
基礎コースには9科目があります。
- 発達心理学
- 教育理論
- 教育指導法
- 民族学
- 健康教育
- 基礎保健と保育
- コミュニケーション
- 人間を取り巻く環境
- 特別支援教育1
KOMVUXと呼ばれる成人学校で学ぶ場合は、1科目を5週間と設定されています。学校によりますが、教科書が指定されていたり、先生がレジュメを作成してくれたりします。
私の学校では、e-ラーニングの教材があり、学習のガイド役になってくれます。
また、毎週 or 隔週で論述形式の課題があります。日本語の文字数的には、1,000~1,500文字くらいでしょうか。科目終了時には、試験がありました。論述か1問1答形式となります。
なお、「教育指導法」の科目は、4科目の教育実習が含まれています。
応用コース
基礎コースには3科目あります。
- 子どもの学習と発達
- 子どもの創作活動
- 教育実習
教育実習の科目は全10週あり、そのうち5週間は実習になります。
現在、2019年10月時点で私は「子どもの創作活動」まで修了しました。残すは最後の「教育実習」です。私は、すでにプレスクールの現場で働いているので、実習免除を認めてもらえます。しかし、なかなか人から指導される機会が少なく、何が正しいのかわからなくなることがあるので、ぜひとも指導役の主任から学びたいと思います。
コメント