スウェーデンの保育時間

スウェーデンの保育講座

プレスクールって何時から何時まで開いているの?

自治体によりますが、6:30 ~ 18:30 が多いと思います。

 

プレスクールによって開所時間に違いはあるのか?

娘たちの通うプレスクール(A自治体) 6:30 ~ 17:30

私の職場(B自治体)         7:30 ~ 17:30

自治体として定めている時間の中で、その家庭に必要な保育時間を申請してその園の開所時間が決まっています。しかもこの時間は公立も私立も同じなので、夜長く子どもを預かってくれる場所、というのは存在しません。

両親ともにフルタイム(週40時間)、片方が時短勤務、片方が育児休暇中、など各家庭でその生活ペースは様々です。

印象としては、8-15時、9-16時の家庭が多いかなと思います。夫婦間で出社時間をずらして送迎の役割分担をして、この時間を可能にしています。そして何より、勤務時間に柔軟性がある会社が多いということ。社会全体が子育て家庭のニーズを汲んで、画一的な時短勤務ではなく、会社と個人の交渉で成立させているところは、日本も見習うべきところだと思います。

 

なお、近所に祖父母がいない家庭などヘルプが得られない場合は、ベビーシッターを雇っている家庭も多いです。職場のプレスクールは、29家庭の子どもが通っていますが、少なくとも5家庭は週1回はベビーシッターがお迎えに来ています。

 

スウェーデンにも1~3号認定のような仕組みはあるのか?

日本には、1号、2号、3号認定という子ども・子育て支援新制度の支給認定制度による区分があります。

スウェーデンではどうでしょうか?

 

スウェーデンは両親の就業状況によって、利用可能な時間が異なります。

両親のどちらかが育児休暇中、失業中、傷病休暇中、学生(条件あり)の場合は、週15~30時間通えます。(自治体によって時間に幅あり)

日本と大きく違うところは、3歳未満の子どもの保育への考え方ではないでしょうか?

日本では3号認定に区分される子どもたち。ここに区分されるのは、両親ともに就業している場合で、親のどちらかが働いていない場合は、ここに該当しないため保育施設が利用できないかと思います。

※認定こども園は「保育に欠ける」子どもでなくても利用できることが目的で設立されていますが、実際はどうなのでしょうか?

スウェーデンの場合は両親の就業状況に関わらず、3歳未満の子どもであっても、教育を受ける権利として(自治体によって差はあるものの)保育時間が定められています。

 

この制度の中で生きてみて・・・

子育てしている、していないに関わらず、残業ありきの社会設計をされていないので、「定時」というものが約束されています。

そのために、プレスクールで働く人々の生活もきちんと守られていて、設定された時間内で働けます。

預ける親もそのことを理解して、保育時間を決めていますし、就業先も従業員の働き方を尊重します。

「社会全体で子育てする」とは、まさにこういうことだと思います。

直接子育てするのは両親であっても、その「子育てのための時間」を社会全体で保障するのが、スウェーデンの子育て支援であるといえます。

日本にも色々な子育て支援の制度がありますが、新たなサービスを追加するよりもまずは、就業時間の見直し、と個人の意識変革が、子育てしやすい国にするための第1歩だと、移住してみて感じました。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました